南部鉄器のご使用方法とお手入れ
お茶の道具について
南部鉄器
■はじめてお使いになる時 『ならしの作業』
本体を軽くすすいだ後水を8分目まで入れ中火で沸騰させてください。
その後お湯を捨てます。これを2〜3回繰り返します。 ※空焚きに注意してください。
初めは、金気で湯が濁りますので2〜3回繰り返し、沸かしたお湯が無色になってからご使用ください。
その後お湯を捨てます。これを2〜3回繰り返します。 ※空焚きに注意してください。
初めは、金気で湯が濁りますので2〜3回繰り返し、沸かしたお湯が無色になってからご使用ください。
- 空焚きに注意してください。
初めは、金気で湯が濁りますので2〜3回繰り返し、沸かしたお湯が無色になってからご使用ください。 - 火力が弱い状態で沸かしますとお湯が濁る原因となります。中火程度で沸かし、ならしの作業を行なってください。
■ご使用後のお手入れ
鉄瓶のお湯を全て捨てます。
鉄瓶の内部に残った湯はそのままにせずポット等へ移すなどして、必ず空の状態にしてください。
- 長時間お湯を入れたままにしておきますとサビやお湯が濁る原因となります。
内側がホーロー加工をしてある場合
- 急須内面はホーロー加工を施してあるものは、お手入れの際に、金属製のタワシや研磨剤など、ホーロー面に傷をつける恐れがあるものは使用しないでください
鉄瓶を乾燥させます。
その後、フタを取り、余熱や軽い空だきで内部を完全に乾燥させてからおしまいください。
- 鉄瓶の内部は手を触れないでください。
- 内面は、使用していくうちに赤い斑点が現れその後白い湯垢の膜が出てきますが決してこすり落とさないようにしてください。湯垢の膜ができると内面が赤くても水は透明を保つようになり、湯に味も一層おいしくなります。
- 鉄サビは身体に害はございませんので、ご安心ください。
表面(外側)のお手入れ
日々のお手入れ
鉄瓶表面(外側)についた水分は、キッチンペーパーや乾いたふきんで拭いて、水気が残らないように注意してください。独特の艶を出したいとき
鉄瓶が熱いうち(お湯を沸かした後など)にかたく絞った布巾で軽く拭いてください。- サビ予防に お茶殻をガーゼなどで包むか、煎茶ティーバッグを捨てる前に鉄瓶を拭き、その後乾いた布で拭きあげる。 ※お茶に含まれるタンニンが鉄と結びついて表面に膜を作り、サビを防ぎます。
錆びつかせて湯が濁ってきた時・
沸かしたお湯ににおいがある時
煎茶を煮出します。
本体を軽くすすいだ後、水を8分目まで入れ茶さじ一杯程度の煎茶をだしパックかお茶パックにいれて水から30分くらい煮込んでください。これは煎茶に含まれるタンニンと鉄分の化学反応を利用した金気止めです。お茶を煮出した後はお湯に多少の色味がつくことがありますが赤サビのような濁りや金気がなくなりましたらご使用いただけます。お湯を沸かしていくうちに色味も和らいでいきます。- 空だきに注意してください。
- 吹きこぼれに注意してください。
熱湯が吹きこぼれないよう、フタをずらして蒸気を抜きながら、中火以下の火力で沸かしてください。